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Toggleはじめに:プログラミング初心者からの挑戦
「コードを書いて、実際に動くものを作りたい」——そんな思いから、私は初めてのWebアプリ開発に挑戦しました。プログラミングの学習を始めて数ヶ月、独学で進める中で、知識を形にしたいという気持ちが強くなりました。
今回、個人開発で初めてのWebアプリをリリースした経験を振り返り、学んだことや苦労した点、そしてリリース後の反応までをまとめます。これから個人開発を始める方や、初めてのリリースを考えている方の参考になれば幸いです。
1. アプリのアイデアを決めるまで
「何を作るか」が最初の壁
個人開発で最も難しいのは、「何を作るか」を決めることです。世の中には便利なサービスが溢れており、既存のアプリと差別化できるアイデアを考える必要があります。
私は、自分が日常で不便に感じていたことを解決するツールを作ることにしました。具体的には、「複数のToDoリストを一元管理できるシンプルなタスクアプリ」です。既存のタスク管理ツールは機能が多すぎて使いづらいと感じていたため、シンプルさにこだわりました。
競合調査と差別化ポイント
リリース前に、TodoistやTrelloなどの既存サービスを調査し、以下の点で差別化を図りました。
- UIのシンプルさ(余計な機能を削ぎ落とす)
- 複数リストの一覧表示(プロジェクトごとに切り替えずに確認可能)
- ローカルストレージ優先(ユーザーデータをブラウザ内に保存)
この段階で、「誰に向けたアプリか」を明確にすることが重要です。
2. 技術選定:初めてのスタック選び
フロントエンド:React + TypeScript
フロントエンドには、ReactとTypeScriptを採用しました。Reactはコンポーネント思考で開発しやすく、TypeScriptは型安全性によってバグを減らせると考えたからです。
バックエンド:Firebaseで簡単構築
個人開発ではインフラ構築の手間を減らすため、Firebaseを活用しました。認証(Firebase Auth)とデータ保存(Firestore)を簡単に実装でき、無料枠も充実していたのでコスト面でも安心でした。
デプロイ:Vercelで高速公開
デプロイ先にはVercelを選択。GitHubと連携すれば、コードをプッシュするだけで自動デプロイが可能です。無料プランでも十分なパフォーマンスが得られ、個人開発には最適でした。
3. 開発中につまずいたポイント
状態管理の難しさ
Reactでの状態管理には苦戦しました。最初はuseStateだけで実装していましたが、コンポーネント間でのデータ連携が複雑になり、最終的にZustandを導入しました。シンプルな状態管理ライブラリで、コードの見通しが良くなりました。
レスポンシブ対応の手間
モバイル対応を軽視していたため、後からCSSの調整に時間がかかりました。Tailwind CSSを使えば効率的に作業できたと反省しています。
デバッグの時間が予想以上にかかる
「この機能は1日で実装できるだろう」と思っていたものが、バグ修正で3日かかることも。特に非同期処理(Firestoreからのデータ取得)でのエラー処理には手間取りました。
4. リリースまでの道のり
βテストでフィードバックを得る
完成後、友人やTwitterのフォロワーに試してもらい、以下のような意見をもらいました。
- 「タスク追加時のUIがわかりづらい」
- 「ダークモードが欲しい」
- 「データのエクスポート機能があると便利」
このフィードバックをもとに、UI改善とダークモード機能を追加しました。
ドメイン取得とSEO対策
プロダクトの信頼性を高めるため、Google Domainsで独自ドメインを取得。また、Next.jsのSSR機能を使ってSEO対策を施しました。
5. リリース後の反応と学び
SNSでシェアした効果
リリース後、TwitterとZennで記事を公開したところ、予想以上の反響がありました。
- 「シンプルで使いやすい!」
- 「個人開発の過程が参考になる」
- 「オープンソース化予定は?」
特に、「開発ストーリー」を共有したことで共感を呼び、アクセス数が増加しました。
Metricsでユーザー行動を分析
Google Analyticsを導入し、ユーザーの行動を分析。以下の傾向がわかりました。
指標 | 結果 | 改善点 |
---|---|---|
直帰率 | 60% | ファーストビューで価値を伝える |
平均滞在時間 | 2分 | チュートリアルを追加 |
モバイル利用率 | 70% | さらにモバイル最適化 |
6. これから個人開発を始める人へのアドバイス
① 小さく始める
「完璧なものを作ろう」とせず、まずはMVP(Minimum Viable Product)をリリースしましょう。
② 技術選定で悩みすぎない
「最新技術を使わなきゃ」と考える必要はありません。自分が慣れた技術で素早く作るのが重要です。
③ フィードバックを積極的に求める
友人やネットコミュニティから意見をもらい、改善を重ねましょう。
④ リリース後も継続的に改善する
一度公開して終わりではなく、ユーザーの声を聞きながらアップデートしましょう。
まとめ:個人開発は「作って終わり」ではない
初めてのWebアプリリリースは、想像以上に多くの学びがありました。技術的な課題だけでなく、「どうすればユーザーに価値を届けられるか」を考えることが重要だと実感しています。
もしあなたが個人開発に興味を持っているなら、ぜひ小さなプロジェクトから始めてみてください。失敗を恐れず、楽しみながら作ることが、何よりの成長につながります。
「コードを書くだけでなく、形にして届ける」——その喜びを、ぜひ体験してみてください。
(あなたも個人開発に挑戦してみませんか? この記事がその一歩を後押しできたら幸いです。)