ベトナムは近年、高品質かつ低コストのアプリ開発サービスを提供する企業が急成長している注目の市場です。日本企業にとっても、日本語対応可能な開発会社が増え、地理的にも近いベトナムはオフショア開発の有力候補。
この記事では、信頼できるベトナムのアプリ開発会社10社を厳選し、各社の強み、実績、対応分野を詳しく解説します。
目次
Toggleなぜベトナムのアプリ開発会社を選ぶべきか?
ベトナムがアプリ開発のアウトソーシング先として人気を集める理由は明確です:
- コストメリット:日本国内の1/2~1/3の開発費が一般的
- 技術力の高さ:世界的なIT人材の評価が上昇(参考:IT人材の質に関する調査)
- 日本語対応:日本市場向けの開発経験が豊富な企業が多い
- タイムゾーン:日本と2時間の時差しかないためコミュニケーションが取りやすい
それでは、厳選した10社を見ていきましょう。
ベトナムのおすすめアプリ開発会社10選
会社名 | 強み | 主な実績 | 対応分野 |
---|---|---|---|
FPT Software | ベトナム最大手のIT企業 | 自動車アプリ、金融Tech | iOS/Android/クロスプラットフォーム |
KMS Technology | 日本市場専門チーム | ヘルスケアアプリ、ECプラットフォーム | ネイティブアプリ/Webアプリ |
Rikkeisoft | AI組み込みアプリの専門家 | 音声認識アプリ、予約システム | AI/機械学習対応開発 |
Saigon Technology | スタートアップ向け開発 | SNSアプリ、IoT連携サービス | MVP開発/フルスタック |
BAP Software | 日本語対応の老舗企業 | 飲食店アプリ、会員制サービス | 業務システム連携 |
Nal Solutions | UI/UXに強い | 美容アプリ、教育プラットフォーム | デザイン重視開発 |
TMA Solutions | 大規模システム統合 | 銀行アプリ、政府系プロジェクト | セキュリティ重視開発 |
Axon Active | アジャイル開発の専門家 | フィットネストラッカー、予約管理 | スピード開発 |
MOR Software | 日本企業との共同開発実績 | 観光ガイドアプリ、物流管理 | 位置情報サービス |
Groove Technology | ブロックチェーン対応 | 暗号資産ウォレット、サプライチェーン | 先端技術対応 |
各社の詳細と選び方のポイント
1. FPT Software – 大規模プロジェクトに対応できるベトナム最大手
特徴:
- 25,000人以上のエンジニアを擁するベトナム随時最大のIT企業
- トヨタや三菱UFJ銀行など日系大企業との取引実績が豊富
おすすめケース:
- 企業向けの大規模な業務システム連携アプリが必要な場合
- 長期的なパートナーシップを求めている場合
2. KMS Technology – 日本市場特化型の高品質開発
特徴:
- 東京に支社があり日本語でのやり取りが可能
- 医療分野の認証取得アプリ開発実績が豊富
おすすめケース:
- 日本の規制や認証が必要な業種(医療、金融など)向けアプリ開発
- 細かい仕様変更に対応できる柔軟性が必要な場合
3. Rikkeisoft – AI搭載アプリの開発ならこの会社
特徴:
- 自然言語処理や画像認識を組み込んだスマートアプリの開発実績多数
- 東証プライム上場企業との共同開発経験
おすすめケース:
- ChatGPT等のAI機能を組み込みたい場合
- データ分析を活用したパーソナライズ機能が必要なアプリ
ベトナム企業を選ぶ際の注意点
- 知的財産保護:契約前にNDA(秘密保持契約)を必ず結びましょう
- コミュニケーション体制:日本語対応のプロジェクトマネージャーがいるか確認
- 過去の実績:類似のアプリ開発経験があるかポートフォリオをチェック
まとめ:自社に合ったパートナーを見つけるには
ベトナムには多様なアプリ開発会社があり、各社によって強みが異なります。重要なのは:
- 自社のアプリのコア機能に最も合った技術力を持つ会社を選ぶ
- 日本語対応のレベルを実際に確認する(無料相談を活用)
- 可能なら現地訪問または参考事例のデモを依頼する
気になる会社が見つかったら、まずは各社の無料相談ページから問い合わせてみるのがおすすめです。ベトナムの開発会社は概ね迅速に対応してくれるので、複数社と比較しながら、自社のビジョンを実現できる最適なパートナーを見つけてください。
ベトナムオフショア開発の最新事情を知りたい方は、日本ベトナムIT協会のレポートも参考にしてください。