「Salesforce開発って、普通のWeb開発とどう違うの?」
もしあなたがWebエンジニアで、Salesforce開発に興味を持ちつつも、どこから始めればいいか迷っているなら、この記事が役に立ちます。Salesforceは世界シェアNo.1のCRMプラットフォームであり、その開発スキルは日本でも需要が急増中。ここでは、Webエンジニアが知っておくべきSalesforce開発の基礎から学習リソースまでを解説します。
目次
Toggle1. Salesforce開発とWeb開発の違い
WebエンジニアがSalesforce開発に入門する際、まず理解すべきは「開発環境の違い」です。
比較ポイント | Web開発 | Salesforce開発 |
---|---|---|
開発言語 | JavaScript, PHP, Pythonなど | Apex (Javaライク), Lightning Web Components (LWC) |
データベース | MySQL, PostgreSQLなど | Salesforce独自のオブジェクトモデル |
デプロイ方法 | サーバー/クラウドに直接配置 | Change SetやCI/CDツール利用 |
エコシステム | オープンソース中心 | Salesforceのライセンスモデル依存 |
Salesforceは「クラウドCRM」という特性上、従来のWeb開発とは異なる独自の仕組みが多いですが、JavaScriptやJavaの知識が活かせる部分もあります。
2. Webエンジニアが押さえるべきSalesforce開発の基本
(1) Apex(エイペックス)— Salesforceのバックエンド言語
ApexはJavaに似た構文を持つSalesforce独自の言語で、バッチ処理やトリガー(データ更新時の自動処理)を記述します。
// 例: 取引先(Account)を作成するApexコード
public class AccountCreator {
public static void createAccount(String name) {
Account acc = new Account(Name=name);
insert acc;
}
}
Webエンジニアにとっては、「REST API連携」「非同期処理」 の概念が役立ちます。
(2) Lightning Web Components(LWC)— モダンなフロントエンドフレームワーク
LWCはSalesforceのUI開発フレームワークで、Web Components標準 に基づいています。ReactやVueの経験があれば習得しやすいでしょう。
<!-- 例: Hello Worldを表示するLWCコンポーネント -->
<template>
<h1>Hello, {name}!</h1>
</template>
<script>
import { LightningElement } from 'lwc';
export default class HelloWorld extends LightningElement {
name = 'Salesforce Developer';
}
</script>
(3) Salesforceデータモデル — オブジェクトとリレーション
Salesforceでは、データベーステーブルの代わりに「標準/カスタムオブジェクト」を使用します。
- 標準オブジェクト: 取引先(Account)、商談(Opportunity)など
- カスタムオブジェクト: 自社で定義可能
3. WebエンジニアがSalesforce開発を学ぶ最適ルート
(1) 無料で始めるTrailhead
Salesforceが提供する Trailhead は、インタラクティブな学習プラットフォームで、基礎から実践スキルまでを習得できます。
おすすめバッジ:
- 「Apexの基礎」
- 「Lightning Web Components入門」
(2) 開発者用Sandbox環境の活用
Salesforceは無料の開発者用環境(Developer Edition)を提供しています。実際にコードを書きながら学べます。
(3) 日本語コミュニティで質問する
4. キャリアアップ:Salesforce開発者としての可能性
Salesforceエコシステムは市場拡大中で、「Salesforce開発者」の平均年収は600万~1,000万円(経験による)と報告されています(Indeed調べ)。
Webエンジニアからの転向メリット:
- CRM需要の高まり(特に金融、製造、小売業界)
- クラウドスキルの汎用性(AWS/Azure知識も活かせる)
- リモートワーク案件の多さ
5. まとめ:最初の一歩を踏み出そう
Salesforce開発は、Webエンジニアのスキルを活かしながら、高単価なクラウドCRM市場 に参入できるチャンスです。
今日から始める3つのアクション:
- Trailhead で「Apexの基礎」バッジを取得
- Developer Editionでサンプルアプリを構築
- コミュニティで質問しながら実践
「新しい技術を学ぶのは不安」という方も、Web開発の経験は必ず役に立ちます。さあ、Salesforce開発の世界に飛び込んでみませんか?